家庭の文化資本の格差ってやっぱりあるよね

今回は家庭の文化資本の格差について触れていきます。

私なんかは田舎育ちですしとりわけ高尚な習い事をやってきたわけでもないし海外に行ったこともないわけで文化資本としては平均程度か下くらいかもしれません

家庭の文化資本格差

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今日テレビで見た放送大学の番組で家庭のレベルによる文化資本の格差についてやっていました。所得や学歴によって悲しいことですが文化資本に差が生まれます。大体こんな感じのようです。

・美術館や展覧会に子供を連れていく家庭かどうか

・家に新聞や本があるか

・家庭内に大卒者など学位を得た人がいるか

・勉強や習い事をすることに価値があると考えているか

まだまだ色々ありそうですがこういうのが尺度となります。低学歴家庭では勉強の必要性自体を認識できていなかったりするということが往々にしてあります。無論生きる上で学歴がなければならないということではありませんが、学歴と所得の間に正の相関があることは統計上証明された事実であるといえます。上記の尺度に私の家庭を当てはめてみると…美術館は田舎なのでほとんど行ったことはなかったですが博物館はよく連れて行ってくれましたしギリギリクリア。家には新聞がありましたし父は小説をよく読む人だったのでまあクリア。家庭内の大卒者は父がいたのでまあクリア(東京の中くらいレベルの私大)勉強の価値自体は高卒の母親が信仰レベルで勉強に価値があると考え得ていたのでクリア。どれもギリギリといったところですが致命傷レベルの欠損はない感じですので恵まれている方なんでしょうか( ´∀` )

 

親が勉強を軽んじている家庭はきつい

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日本は教育への投資が先進国の間でも少ないと言われていますが公教育で日本全国小中高と整備されていますし奨学金によって国公立に進学するのが十分可能な国です。極貧レベルなら国公立なら授業料免除ありますし学費なら案外何とかなります。奨学金破産とか言ってんのは都会の私大に分不相応に進学した人が多いので正直まあそりゃそうなるわなと。今の制度でも公教育に乗っかれる学力があれば進学がそこまでネックというわけではありません。

 されどもしも親に教育にリソースをさく意識がなかったら?子供が勉強にやる気を出すためには親が褒めたり、勉強する環境を整えなければなりません。子供の成績なんか興味ない。進学などもってのほかでさっさと働けという家庭ではどうしようもないです

 

大学ではピアノだったりと毛並みのよさそうな人が多い

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大学ではピアノ愛好会なんてのがあります。私の友人にもピアノを弾くものがいますがこの楽譜を買ったから今年はこの曲を弾きたいだのといっておりピアノなどやったこともない私なんかはスゲーとなるばかりです( ´∀` )子供ができたら絶対ピアノ習わせたい。というか私もピアノを少しは弾けるようになりたい。よし決めたキーボード的なの買おう。

結局どうすればいいんだろうか

結局のところ人の心ですのでどうしようもないのかもしれません( ´∀` )せめて我々ができるのは自らの子に勉強の大切さを伝えることくらいのもの...親が楽しそうに勉強したり本を読んでいれば子供もその影響を受けるものです。せっかくですし親も子に習い事を強制するばかりでなく、自らも学ぶ姿勢を見せればいいんじゃないかなと。高校時代の友人にも親が慶応の大学院に学生として在籍しているなんて人もいて面白かったです。そういうことが大切なのかもしれませんね。